光沢に、人は魅了される。食品でも同じです。

視覚が味覚に与える影響は、想像以上に大きなものです。たとえ、まったく食味も香りも変わらないとしても、見た目に美しいものと、劣るものとを食べ比べれば、その差は歴然です。まるで、キラキラと光る宝石に魅了されるのと同じように、光沢のある食品に、人は自然と手が伸びるものです。しかし、艶は食品の表面に対して施すため、艶と引き換えに、食味や香り、製造工程の効率性を損なうといった「ジレンマ」も多いものです。ヤマホは「食品の艶を出す」ニーズに注目し、さまざまなジレンマを解決しながら、艶を出す製品開発に力を注いできました。

艶で変わる。味も、魅力も。「マルトマイン」なら。

ヤマホの「マルトマイン」は、デンプンを特殊な方法で酵素分解して精製した、高純度の低甘味食品素材。粘着性・伸展性に優れ、食品に良質な被膜を作ります。見た目のおいしさを高める照りを与える以外に、「吸湿・潮解性を改善し、商品のベタつきを防止」「ひび割れの防止」といった食品を守る効果、「コクを与え、調味する」「粘度の調節」「増量剤としての利用」という味覚と製造効率の向上を、併せ持っています。加えて、香料などの香りをマスキングできるため、商品にほのかな香りを加える、といったニーズにも、お使いいただけます。

味覚も、視覚も、おいしいと感じさせるために。

「艶」「照り」の具合で、顧客からの「手の伸び方」は変わります。あられやせんべいといった米菓子、タルトやケーキなどの洋菓子。みたらし団子のように艶のあるタレやソースのかかった食品。魚の煮付けや、小芋の煮付けをはじめとする惣菜類。これらの「艶」「照り」を生み出し、視覚でのおいしさを提供するのが「マルトマイン」。商品そのものが「ディスプレイ」になる場合は、特に視覚の差は顕著になります。食品の艶はおいしさを決める重要な要素になるのです。もし、商品のリニューアルや新商品の開発を考えているなら、味だけではなく、「視覚のおいしさ」も追求することをおすすめします。「マルトマイン」は、その追求を力強くサポートします。