せんべいに乗せたザラメを接着するように、異なる食材を一つにする、個々の食品をまとめて一塊にする…。異なる食品や素材同士を「一つに接着する」ことでも、食品の新しい価値は生み出せます。食品用接着剤「アラレラック」を使えば、そのような新たな魅力を生み出すことが簡単になります。ヤマホが開発した「アラレラック」は食品素材で作られた食品用接着剤 。速乾性が高く、焙炉工程も不要。熱風乾燥のコストや時間の軽減に加えて、工程が減ることで破損によるロスも減らせます。

「アラレラック」は特許取得製品。さまざまな取引先様で、数多くの用途で採用されています。キャンディーにザラメを接着させる、焼き上がったクロワッサンの表面が剥がれて形が崩れるのを防ぐ、「雷おこし」のように個々の小さな菓子をまとめて一つにする、クッキーの上に載せるナッツ類の接着など…、具体例を挙げれば、数え切れないほど。「接着することで生まれる新しい製品」を求める、開発者様からのご要望も多くいただいております。既存製品のマイナーチェンジ、リニューアル、新商品開発にヤマホの食品用接着剤が役立ちます。「アラレラック」をはじめとする、食品用接着剤の利用法のノウハウは、ぜひ私どもにご質問ください。

「アラレラック」がもたらすのは、「接着」だけではありません。「アラレラック」に含まれるデキストリンが、「香り」を含んだ空気を包んだまま接着することで 、揮発してしまう香りを食品につなぎ止める役割を果たし、口に含んだ時に香りが広がります。「アラレラック」に風味を添加して用いると、新たな味覚を持った製品開発にお役立ていただけます。また、微量の調味料と合わせて使い、ほんのりと残る「隠し味」を付ける、あられ・せんべいへ海苔を巻く際の接着剤に刺激のある香辛料を添加する、細かく砕いた大豆やナッツ類を食品に糊付けするときに豆やナッツの味を引き立てる味をプラスするなど、洋の東西を問わずお使いいただけます。さらに、デキストリンの保湿効果・被膜効果により品質の保持にも役立ちます。